2011年4月、羚羊峡南嶺「老坑」をはじめとする坑区への入り口
 
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下段に掲載しました「遊覧図」と現地現状を比較したとき、整備の進行・完成にはまだまだ道遠しの感を強く感じる状態にも関わらず中国各地にある世界的・歴史的史跡入場料と変わらぬ高額な入場料が設定されています。

紫雲谷⇒曾ての端渓採掘坑が点在する羚羊峡
南嶺入り口に設けられた「料金所」の入域料案内板

:硯坑紫雲谷 入域票





南嶺船着き場から「老坑」「坑仔巌」を経、南へ遠く「麻子坑坑区」に至る広大な地域が観光地として開発整備されているかの如き案内図がドォ〜ンッと大きく設けられています。    
実際に整備されている(或る程度でも)のは入り口の老坑前周辺のみ、それもまだ新開設以降余り時間が経過していないのにも関わらず閑散とし新設されたホテルには人影もなし、入場者も私と通訳を兼ねた中国事情精通者、それと案内してくれた現地端渓硯廠の責任者の三人だけでした。
近くに見かける人影はほんの数人、広大な開発区域の中でポツン・ポツンと散らばり何か工事らしき作業をしていました。渡船には沢山の人が乗りそれも回数多く往復しているのですが全員が現地の住人の様子です。
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