西江“羚羊峡” 
     老坑へ向かう舟からの展望
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肇慶市中心部から広東方向へ約15Km戻った「后瀝村」。后瀝村から老坑へ渡る渡船が出る。
船着き場を出た渡船が「羚羊峡」半ばに差し掛かったとき撮った「老坑へ至る峡南船着場」の遠望
羚羊峡の中程ですれ違う「西江」を航行する舟。多様、かつ多数の船が航行しています。
老坑を含む端渓各坑(=旧来=本来の採掘坑)は1998年から全面的に閉鎖されました。
その「端渓採掘の現実を確認する旅」のほぼ最終回、
  端渓の研究家、愛好家など端渓の真実を知りたいと望まれる方々の多くを「採掘現地」へご案内  
  いたしました。が、以降の入坑はかなわず坑入口を外から確認するに留まる端渓行になりました。  
 老坑・坑仔巖・麻子坑、更には宋坑などの有名な、且つ高品質な硯石と外観(色調・石紋などの見た目)が実によく似た、しかし硯としての基本品質が著しく異なり劣る原石が沙浦地域(峡南:坑仔巖や老坑採掘坑の在る燗柯山=斧柯山の僅か東方域)から採掘され、これを「老坑、坑仔巖、麻子坑」、更には同坑区別坑洞の二格青などの原石を作硯した硯を「宋坑」などと偽り、それぞれの正規品として多数流通している様子です。
☆沙浦坑区? 半辺山坑?

山口 j一

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