小 筆


夕月2号
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商品名 主な原毛 主な用途仮名・実用文
(THE)夕 月 6.0 26.0

定価660円
 
 「みなせ筆」の多様な小筆の中でも高人気&高評価の「夕月シリーズ」手頃な価格にも関わらず品質が佳いベストセラー「かな書/実用書」向きの小筆「夕月(定価400円(当時))」。
 1970年代の初頭期から和筆の下請生産を、先ずは「裾もの」から始め既に半世紀が過ぎた中国委託生産の和筆。和筆の製筆工程・毛組のあり様・唐筆製筆の工程との根本的な違いを完全に理解し且つ和筆工程を守りながら「みなせ筆」の品質を維持しつつ「定価400円(当時)」を保つ「THE夕月」を製造する。
 中国で和筆生の下請産を始めた1970年代から30数年が経過した21世紀初頭期。
 この頃から、「和筆の下請けが可なる高度な技術と理解力を持つ中国筆職人」はもちろん、全中国の人件費高騰がはじまった21世紀初頭の中国生産コスト。
 「品質を維持しつつ価格400円(当時)を続ける」ことが困難になり「THE 夕月」は、その製造済み品の販売終了に伴い一時期姿を消していました。

 みなせが中国広州交易会にはじめて参加したのが1960年代初頭期。そして「和筆下請化」への具体的な商談が始められるようになったのが前述の1970年初期頭。長年続けた和筆下請の交渉から製筆へと進み輸入が始まった時期であります。
 これら下請筆に加え半紙や画仙紙、硯等々に渡る「文房四宝」全般の生産から契約・輸入にかかわってきた結果、多くの筆廠や筆職人さんたちとの、そして製筆廠や製紙廠など文房四宝関連廠を管理・監督する中国文宝四宝関連公司の責任者たちとの親交が積み重なり、今に続いています。

 2015年、長年商談を続ける多様な手漉画仙紙の契約先のひとつの製紙廠責任者が「日本の筆の大産地から大量の下請委託を請け、それらの筆の製作を親しい製筆廠に委託し日本へ輸出している製筆廠の若き社長は彼だよ」と紹介してくれたのが、後に「THE夕月」の制作を請けてくれた製筆廠の若きリーダーとの付き合いの始まりです。
 この若きリーダーを中心に造る筆廠の下請和筆はいずれも完全な和筆毛組で製筆され、何よりも信頼感溢れる製筆への熱意が感じられましたので、「製筆価格」の高騰にて中断していた弊社中国下請け製筆廠製の「夕月(価格400円(当時))」の見本を提供したのです。
 1カ月あまりで届いた彼の筆廠製の筆は、正に提供見本筆「夕月」と同一と言える出来上がり。性質は夕月そのままに、品質は大好評だった旧来の「夕月」をも凌ぐとも言える佳い筆に造られていました。みなせベストセラー筆「夕月 定価400円(当時)」⇒ 「THE夕月」が完全に復活した瞬間です
現在、原料費&人件費の高騰や為替の影響を受けながらも「税込定価660円」とギリギリまで価格を抑えた商品として好評販売中です。