印材/オリエンタルアート必須の落款印、落款印を拵える篆刻の主材料 印材=印章/篆刻とは中国古字篆書体を刻すこと

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 『青田』印材 ご案内・ご説明の頁です。
印材種類 『青田』 『巴林』 『芙蓉』などの「商品種」「価格」などは こちら ⇒ 『印材の頁』 にてご案内しています。


 
『青田』印材のご案内・ご説明の頁です
「青田印材“等級”変遷の時間流」  / 「青田印材の現状」  「印材寸法の概要」
 
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青田印材の21世に入ってからの品質不安定時代~、その主原因、そして現状  
★ 中国石章(印材)は、青田石材の産地「中国浙江省青田県」の「印材」を含め、且つて全中国主要文房四宝の輸出にかかる”全て(註*1)”を統括していた上海工芸との契約時代を経て、20世紀後半期の実験的中国経済大改革「社会主義市場経済」の影響大になる直前期まで、筆などを含む浙江省:軽工業製品の主輸出公司として経済的に上海工芸から独立した(当時の)浙江省工芸品公司。この浙江省工芸品公司と契約する文房四宝契約品の全ては、長年その責任者を務めた女士が定年退職した直後期から急速な縮小と劣化を見せ、この女士が新たに興した「浙江芸盛工芸品有限公司」が実質的に浙江省の「筆や手漉き紙などの軽工産品、印材などの土産製品」の主要輸出者になりました。急激な中国経済体制激変の動きの中、「(旧=公営時代の)浙江省工芸品公司」と契約した印材、そして21世紀に入るころからは「上海工芸」厳選の印材です。
(註*1) 「全中国主要文房四宝の輸出にかかる全てを統括」 :
  いち早く和筆下請地の先鞭地ともなった北京、天津、青島各公司の当初期和筆下請品は、当該期を含め長らく中国土畜産総公司の傘下にありました。この意味で上海工芸が統括していた文房四宝は「当時の北京軽工品総公司の管理下にある全文房四宝」に限定されます。
20世紀最後期頃から少し予兆を見せだした、そして21世紀に入り数年が経過する前後から顕著になった「中国一人子政策」の直接的影響による「印材採掘人員をはじめとする印材生産にかかる関連人員」など「極端な現業員不足」が、青田石章の「原石採掘から仕上げ段階に至る全行程」に多大な影響をもたらし、結果として2005年頃から契約価格は契約の都度とも言えるUPをはじめました。更に状況は悪化し、価格がアップする間はまだ契約出来てよかった、と言える「契約困難な時期」も「僅かな期間」、とは言え出現しました。
これらの激変期を経て、「青田石章」と同質の石をアフリカに求めることに成功した印材廠群は、一定の範囲までとは言え安定した供給体制に戻りました。
且つて、これら印材廠を含む青田石章の契約を統括し、今尚その中心にある上海工芸は「2010年」頃、現在取り扱う「青田石材の原石は非洲産(アフリカ産)」であると公表しました。
従前の青田県産石材と鉱物学的に同質のアフリカ産青田石章(上海工芸公表)の拡充により、暫く続いていた青田石章の「今後は契約が困難になる、などの心配や、契約出来た青田石材の価格が飛躍的、且つ継続的にアップする。」などの困った状態が抑えられるようになり、石質も中国青田で原石を産出していた時代と変わらぬ品質範囲に戻りました。
が、アフリカ産原石の利用をはじめた当初期2年間ほどの間は石質が悪いと言うことではなく検査態勢の問題が大きく影響し、石章個体毎に極端な不安定な石質、且つ「割れ部分」の「接着剤誤魔化し」「欠け等の充填剤誤魔化し」等々を施した印材など、二級・三級レベル石材の混在率が、それまでの中国製品に生じていた同様発生率比、「際だった」目立ち方をするようになりました。
アフリカ産原石も、原石自体は「鉱物学的には中国青田石と同一」と言える範囲下の石材ですが、寸法裁断や印面磨きなどの全てを初経験のアフリカに任せた。これが、一時期とは言え青田印材材質に生じた不安定さの主原因です。
そして、青田石章原石アフリカ産の公表から3年ほどが経過した21世紀当初期を過ぎるころから、これら仕上げの粗さ・悪さがかなり改善され、2015年7月末の上海工芸との契約、同年10月中旬の通関品は以前の中国産原石・中国仕立時代とさほど変わらぬ状況で届きました。
             
以降、これが持続されています。 
弊社直輸入の印材、青田印材を含め弊社が扱う印材の弊社内全量検査を実行しています。
が、ご承知通り石外観の「ヒビ、割れ、・・・、の瑕疵の如く見える箇所」と「実際の石の状態」との間に“直接的”な関連性は少なく、石外観から「瑕疵」等々を正確に判断することは非常に困難。
このことは昔から現在に至るも変わらぬ印材の状況です。
外観では「瑕疵状に見えるところ」と「実際の瑕疵」間の落差 ⇒ 「ヒビ状に見える箇所」でもそれは「印材の石模様」であり「刻しても何ら問題は無い」。この例も多く、 「見たところキズもなく、瑕疵状のものは一切認められなかった」、にもかかわらず刀を入れると割れる」「刀が他の箇所とは異なる抵抗に遭う。固い節などがある」・・等々です。
青田石を含み、まことに困った印材(石章)状況であり、そして同石材供給の現状からこれらは篆刻作家のどなたもが既に経験されご承知のことと推測いたします。
弊社では直輸入印材の社内全量検査で瑕疵検査を実行していますが、前述のこと、何らかの瑕疵ある印材を確実にピックアップすることは印材現環境から困難です。ご理解・ご了解の下お求め下さい。
青田印材、一時期の大変な時代から現況への推移一端
前項ご案内の、青田を含む印材全般に渡る避けられない品質差、そしてこれらとは別途、明らかな瑕疵ある印材。
天然石材故の品質差に加え検品機関(⇒多くは中国石材廠、印材工場、輸出公司)それぞれの姿勢による落差が大きかった印材の安定度ですが、最近はキッチリとした検品が為される例が、比較的多くなり、その善良ルートで「正規品=検査合格品」と判断された出荷品に大きな問題は発生していません。
弊社みなせの印材契約先は、印材廠=工場直接契約単価比「表面上の単価」は多少高くなります。
が、契約の都度、逐一検品産地印材廠まで赴き、更に、検品した品の荷造から船積みまでの経路を監督・監視・確認しなければ、折角検品に立ち会った製品の検品後の確実な追跡ができない。
これらの現地諸状況により「印材工場」との「直接契約」を避け、文房四宝輸出公司として中国随一の信用と歴史を持つ、そしてこの事実を関係者の多くが知り認める「上海工芸(現在の正式公司名は上海東工芸品股公司)」との契約を1973年の交易会時から続けています。
青田産地の状況や地勢的な有利さなどから一時期は、上海工芸に次ぐ信用を持ち、青田石章の産地でもある浙江省工芸品公司とも契約をしてきました。が、親しくし信頼してきた浙江工芸文房四宝分野責任者の定年退職以降は全て上海工芸との契約印材にきり変えています。
中国印材工場段階の検品で「瑕疵あり」と判定された印材であることを「承知の上」、というよりも最初から瑕疵ある石を狙い、買いたたき、契約し、「正規品が如き文言」と「安い」とのイメージを前面に、中国の検品で「不正品」と選り分けられた印材」=「売ってはいけないレベルの印材」を、あたかも正規品のように説明し販路に流す。
見本として提供するのは正しく"正規品"。「見本」を信じ仕入れた各販路各段階の販者ともに「販売した」、そして「クレーム発生が増えた」に陥れば、不正品と知り契約しながら「中国製品ですから・・・」の逃げ口上で責任を逃れる。
結果として、販路・実需者≒篆者の印材への不信感が蓄積され、これらを仕入れ販売した販路・販店では対応に困る。
一部の基供給者販路に限られるとはいえ、篆刻界としてとても困った状況が・・・、の現況が見受けられます。
 
  
印材寸法 の概要
“方印”は印面部分の一辺、“冠冒印”は印面部分の長辺の概数です。
印面の長さが同じでも「印材丈=高さ」により印材価格は異なります。順次印面長と印材丈の関係を統一していく予定ですが
現在庫は統一されていませんので「高さ表示」は控えています。
★これら商品に通常許容される許容範囲下での誤差はご容赦下さい。
 
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 本来の≪青田石章=青田印材≫  
≪中華人民共和国浙江省麗水市に位置する青田県(せいでんけん)の『山口鎮』『季井嶺・図書洞』が青田の歴史的採掘地。この地から採掘される『石章(=印章=印材)』に土地の名をとり『青田(石章)と呼ぶ。西暦300年前後から石彫が行われ2万人以上が関連業務に携わる。工業総生産は約3.5億元に及んでいる。青田石は青田県の工業総生産約3.5億元の18%程度を占めこの地域の一大産業となっている。 出典:Wikipedia(青田県):中国文房四宝輸出公司 :≫ みなせ要訳
 
★青田印章の伝統的等級に基づく「普通青田((≒一般)青田)」石章は、2000年代に入り1ランク上の品質を意味する「青白青田」と呼ばはじめました。これは以下の理由によります。
青田印章の伝統的等級「青田」「青白青田」「特級青白青田」「A級青白青田」・・・等は『基本的な品質差⇒見た目の色差ではなく石の基本品質』がその原点ですが流通路、販路各段階でそれぞれが扱い品を「優位に立たせる策として適時付与した等級」が加わり本来より複雑な「等級分け」が造られました。
結果として「普通(≒一般)青田 ⇒ 最近はこれを“青白青田”と呼ぶ」 「(本来の)青白青田」 「特級青白青田」 「A級青白青田」・・・等の区分けで流通しています。これらは本来「青田」「青白青田」二区分けが基本であり、より上質な青田石章として「藍華青田」などに代表される石質の佳い青田・・・、との細区分けでした。
本来の「青田」枠の石章には「薄青黄色系、灰色系、焦げ茶色系、薄茶系」等々の色合いが混在しています。本来の「青白青田」に似た色合い「薄青黄色系」に人気が集まり日本の輸入業社は挙ってこの色合いに限定した契約をするようになりました。当然のことながら青田として同レベルの「石質」であるのに「薄青黄色」系以外は売れず残ってしまう。どう処理しようか、と考えた中国公司がその石質は青田石章等級として「青田」であるにも拘わらず石章の色合いにより「薄青黄色系」系以外を「青田」、「薄青黄色」系を「青白青田」と新たな区分けをし本来の「青白青田」に「特級青白青田」、「A級青白青田」などの新たな等級を創設し解決策としました。
その後暫くは「青田」とした薄青黄色系」系以外の「灰色系、焦げ茶色系、薄茶系」の石章は「普通青田、或いは一般青田」と呼んでいましたが2000年頃からはこれらをも「青白青田」と呼ぶのが主流になっています。
2009年頃からより「高品質」と感じさせる為の等級表示が広がり「普通、又は一般青田」を「青白青田」、「青田青白」を「上青田青白」と表示する販路が拡大しました。弊社の等級表示は2013年前半にこれらの表示に倣い変更いたしました。

時代の流れに伴う青田石章「等級分け」の変化と広がり
本来の等級呼称 近代~   2000年前後~   2010年前頃~現在
青田 青田 一般(普通)青田 青白青田
青白青田 上青白青田
青白青田 特級、A級、※※青白青田 特級、A級、※※青白青田
上青白青田
青白青田 特級(A級)青白青田   特級(A級)青白青田   特級(A級)青白青田 
前項と同等級表示になりました
精品・逸品青田 藍(蘭)華青田、醤油青田、封門藍・・・、判定基準は時代、鑑賞人により大きく開き不定
更に流通・販路の各段階でそれぞれの扱い品を優位に立たせるため、それぞれが付与した「如何にも高品質と感じさせる」独自等級が加わり、本来等級の区分けとは異なる複雑な「等級名」「等級の階段」で流通することも稀ではなくなりました。、例えば「青田青白」、同じ等級に置かれ同じ名で呼ばれる印材の石質範囲は多くの販路・販店間に大差なしの過去は失われ、同じ等級表示でも販路・販店により質が大きく異なる事態に変わったのです。
 


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