印材/オリエンタルアート必須の落款印、落款印を拵える篆刻の主材料 印材=印章/篆刻とは中国古字篆書体を刻すこと

印材:青田石章とは  
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  印材『青田』ご案内・ご説明の頁です  「青田“等級”の変遷」  「青田印材の現状」  「印材寸法の概要」
  印材 『青田』 『巴林』 『芙蓉』 の「種類」「価格」などはこちら⇒『印材の頁』にてご案内しています。
 
青田印材の現況
★ 弊社扱いの印材は中国産地の「浙江芸盛工芸品有限公司=旧公営時代名 浙江省工芸品公司=」 と「上海工芸」の厳選 印材です。
が、中国「一人子政策」の影響による「印材採掘人員をはじめ印材関連現業員の極端な不足」が青田石章の原石採掘から仕上げ段階に至る全行程に多大なる影響をもたらし、2005年頃からその契約価格は契約の都度UPしました。
更に状況は悪化し価格がアップする間はまだ契約出来てよかった、と言える「契約不可能の時期」も、僅かな期間、とは言え出現しました。
これらを経て「2010年」ころ上海工芸が現在取り扱う「青田石材は「非洲産(アフリカ産)」であることを公表しました。
アフリカ産青田石(上海工芸発表)の拡充により現在では、契約が出来ない、契約価格の継続的なアップ、は目立たなくなりました。
現在では中国産時代のと変わらぬ品質管理に戻りましたが、アフリカ産原石の使用をはじめた当初2年間ほどは品質が極端に不安定になり、且つ「割れの接着誤魔化し」「欠け等の充填剤誤魔化し」等々を施した印材混在率もそれまでの率に比べ際だった目立ち方をするようになりました。アフリカ産原石、であることに加え寸法裁断や印面磨きなどもアフリカではじめたのがこの原因です。
これら仕上げの悪さは3年ほどでかなり改善され2015年7月末の上海工芸との契約、10月中旬の通関品は以前からの中国加工品とさほど変わらぬ状況で届きました。 
 弊社では直輸入の青田印材全量検査を実行しています。
が、ご承知通り石外観の「ヒビ、割れ、・・・、の瑕疵に見える箇所」と実際の石の状態との直接的な関連性は少なく、石外観から「瑕疵」等を判断することが非常に困難である。これが昔から現在に至るも同様の印材状況です。
外観では瑕疵状に見えるところと実際の瑕疵との間の落差 ⇒ 「ヒビ状に見える箇所でもそれは印材の石模様であり刻しても何ら問題は無い」 「見たところキズはない、瑕疵状のものが一切認められなかったのにもかかわらず刀を入れると割れる。」「同様瑕疵状のものが認められなかったところに節がある。」・・等々です。 
青田石を含む誠に困った石章の状況で、またこれらは篆刻作家のどなたもが経験されご承知のことであると推測いたします。 
弊社では直輸入印材の全量検査で瑕疵検査を実行していますが前述のこと、
確実に瑕疵ある印材をピックアップすることは印材の環境からホボ不可能と言えます。 ご了解の下お求め下さい。
 
  
印材寸法 の概要
“方印”は印面部分の一辺、“冠冒印”は印面部分の長辺の概数です。
印面の長さが同じでも「印材丈=高さ」により印材価格は異なります。順次印面長と印材丈の関係を統一していく予定ですが
現在庫は統一されていませんので「高さ表示」は控えています。
★これら商品に通常許容される許容範囲下での誤差はご容赦下さい。
 
表示価格は標準的な小売価格と弊社卸単価=実販売価格です(本体価格)
★ 卸価格表示のない製品の卸価格お問い合わせ下さい。 全て卸価格でご購入いただけます。 
 
 ≪青田石章=青田印材≫  中華人民共和国浙江省麗水市に位置する青田県(せいでんけん)の『山口鎮』『季井嶺・図書洞』が青田の歴史的採掘地。この地から採掘される『石章(=印章=印材)』に土地の名をとり『青田(石章)と呼ぶ。西暦300年前後から石彫が行われ2万人以上が関連業務に携わる。工業総生産は約3.5億元に及んでいる。青田石は青田県の工業総生産約3.5億元の18%程度を占めこの地域の一大産業となっている。 出典:Wikipedia(青田県):中国文房四宝輸出公司 : みなせ要訳
 
★青田印章の伝統的等級に基づく「普通青田((≒一般)青田)」石章は2000年代に入り1ランク上の品質を意味する「青白青田」と呼ばれ出しました。これは以下の理由によります。
青田印章の伝統的等級「青田」「青白青田」「特級青白青田」「A級青白青田」・・・等は『基本的な品質差⇒見た目の色差ではなく石の基本品質』がその原点ですが流通路、販路各段階でそれぞれが扱い品を「優位に立たせる策として適時付与した等級」が加わり本来より複雑な「等級分け」が造られました。
結果として「普通(≒一般)青田 ⇒ 最近はこれを“青白青田”と呼ぶ」 「(本来の)青白青田」 「特級青白青田」 「A級青白青田」・・・等の区分けで流通しています。これらは本来「青田」「青白青田」二区分けが基本であり、より上質な青田石章として「藍華青田」などに代表される石質の佳い青田・・・、との細区分けでした。
本来の「青田」枠の石章には「薄青黄色系、灰色系、焦げ茶色系、薄茶系」等々の色合いが混在しています。本来の「青白青田」に似た色合い「薄青黄色系」に人気が集まり日本の輸入業社は挙ってこの色合いに限定した契約をするようになりました。当然のことながら青田として同レベルの「石質」であるのに「薄青黄色」系以外は売れず残ってしまう。どう処理しようか、と考えた中国公司がその石質は青田石章等級として「青田」であるにも拘わらず石章の色合いにより「薄青黄色系」系以外を「青田」、「薄青黄色」系を「青白青田」と新たな区分けをし本来の「青白青田」に「特級青白青田」、「A級青白青田」などの新たな等級を創設し解決策としました。
その後暫くは「青田」とした薄青黄色系」系以外の「灰色系、焦げ茶色系、薄茶系」の石章は「普通青田、或いは一般青田」と呼んでいましたが2000年頃からはこれらをも「青白青田」と呼ぶのが主流になっています。
2009年頃からより「高品質」と感じさせる為の等級表示が広がり「普通、又は一般青田」を「青白青田」、「青田青白」を「上青田青白」と表示する販路が拡大しました。弊社の等級表示は2013年前半にこれらの表示に倣い変更いたしました。

時代の流れに伴う青田石章「等級分け」の変化と広がり
本来の等級呼称 近代~   2000年前後~   現在
青田 青田 一般(普通)青田 青白青田
青白青田 上青白青田
青白青田 特級、A級、※※青白青田 特級、A級、※※青白青田
上青白青田
青白青田 特級(A級)青白青田   特級(A級)青白青田   特級(A級)青白青田
精品・逸品青田 藍(蘭)華青田、醤油青田、封門藍・・・、判定基準は時代、鑑賞人により開きがある。
更に流通路、販路各段階でそれぞれが扱い品を優位に立たせるために付与した独自等級が加わり本来の等級分けとは異なる複雑な「等級名・等級段階」で流通するることも稀ではなくなり 「青田青白」など同じ等級に置かれ同じ名で呼ばれる印材であっても販路により品質が異なることになってしまいました。
 


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