1999年2月、老坑調査行の方々を「肇慶 老坑」へご案内したとき、
老坑に従事する職人が描いた「端渓諸坑図」
 
現在はいずれの坑も閉鎖され採掘が禁止されていますが下図右下の「沙浦地区各坑」、老坑・坑仔巌坑の採掘坑と有洞巌・二格青等の沙浦地区の距離は老坑と古塔巌の距離の約10倍(≒5000m前後離れていますがこの図では近い距離にあるように示されています。
この沙浦地区は採掘の規制レベルが厳しくないため密かに採掘が続けられているとのこと。
沙浦地区の≪有凍巌≫は「老坑や坑仔巌坑採掘のもの」と勘違いされ、或いは「老坑、坑仔巌」と偽って、又≪紫端渓や二格青≫は「宋坑」として流通している場合もある様子です。
北嶺から採掘されている、と一部がまだそう信じている「梅花坑」「緑端(緑石端渓)」も20世紀後半にはこの沙浦地区から採掘する原石に変わっています。
老坑・坑仔巌坑・・・・分析表
半辺山坑 .
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