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宋坑 |
2000年過ぎから南嶺沙浦原石を用い「宋坑」と名付けられ流通が始まった硯は「伝統の北嶺宋坑」との間に存在する『硯の基本品質の差(磨墨+撥墨の佳さ)』と言う根本問題を避け(隠し)流通させられています。 |
弊社が在庫し販売する「宋坑硯」はいずれも硯廠が確保している「北嶺」から採掘された伝統の宋坑原石によります。 |
「宋坑」は2000年にはその歴史的採掘坑地「羚羊峡北嶺」からの撤退を余儀なくされ「南嶺沙浦域」へ移動をしました。
異動した先の沙浦地区からは老坑を始めとする多くの有名坑と非常に外観の似た硯石が採掘され利用されてきたのはご承知通りのことですが、いずれも「似ているのは見た目だけ」であり、それらの歴史的な硯坑から採掘される原石の本質とは根本的に「石密度(=磨墨レベルに差をもたらす)」が異なる石が掘り出されます。宋坑をはじめ本来の各採掘坑の原石と比べると「石密度が“粗”」なのです。.
宋坑硯は採掘坑が北嶺から南嶺沙浦地区へ変わり 「北嶺の 旧坑から採掘した原石を持つ硯廠、&この硯廠から原石を分けてもらえる硯廠 」 以外の多くの硯廠は「(沙浦)原石」を宋坑とし作硯しています。
(沙浦)宋坑:1980年ころからの一時期「宋坑」に似た準端渓として流通した「二格青」「紫端渓」など。 |
.伝統の「(北嶺)宋坑」採掘坑閉鎖の事情 ご案内頁へ |
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甲級 宋坑 尚池硯(長方実用硯) 木箱付 小ロット(1ケ~)時卸単価(本体価格 消費税別) |
4吋 |
四五平 |
5吋 |
五三寸 |
6吋 |
7吋 |
8吋 |
9吋 |
10吋 |
大四六(180×120) 上下木製蓋付加重硯 |
篆刻二面硯3吋 |
5100 |
6361 |
6361 |
7383 |
7750 |
9995 |
12470 |
16700 |
22347 |
18690 |
10000 |
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宋坑規格型のうち≪日本規格=寸法≫
四五平 |
五三寸 |
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大四六 |
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硯石本体 約135×75mm |
硯石本体 約150×90mm |
硯石本体 約180×120mm |
6361 |
7383 |
18690(参考定価30000円~) |
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加重(厚口)硯 上下蓋付 |
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宋坑規格型のうち≪中国規格=寸法≫
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※ 表示価格は小ロット(1ヶ~)時の正味出荷価格≒卸価格(本体価格)です。 ロット時の卸価格はお問い合わせ下さい。 |
みなせの宋坑硯は全て「北嶺の旧宋坑原石を使用しています。沙浦石の使用はありません。 |
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↓ 木箱が破損した「甲級宋坑硯」 箱無しも含め卸価格より安い処分特価でご提供! ↓ |
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≪10吋≫ 宋坑長方「三辺彫花硯」「天辺彫花硯」(木箱無)
市場参考価格45000~55000円程度
みなせ卸価格22000円⇒消費税・送料などを入れた総費用で21000円で 処分 |
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宋坑、長方≪逸品≫ 木箱が破損や無くなった逸品宋坑を特別価格でご提供!! |
現在該当する製品が見つかっていません。検品により見つかった時点でご案内いたします。 |
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甲級 宋坑 篆刻用 二面硯 |
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3吋 |
紙箱付 |
6230
(参考定価10000円) |
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※ 表示価格は小ロット(1ヶ~)時の正味出荷価格≒卸価格(本体価格)です。 ロット時卸価格はお問い合わせ下さい。 |
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甲級 麻子坑 尚池硯木箱付 |
4吋 |
5吋 |
6吋 |
7吋 |
8吋 |
9吋 |
10吋 |
長方実用硯 |
6438 |
8771 |
12253 |
14309 |
20772 |
34600 |
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2000年過ぎから本来の麻子坑原石ではない沙浦原石を用い「麻子坑」として流通が始まった硯は「伝統の麻子坑」との間に存在する『硯の基本品質の差(磨墨+撥墨の佳さ)』と言う根本問題を避け(隠し)流通させられています。 |
弊社の「麻子坑硯」はいずれも「本来の麻子坑」から採掘され硯廠が確保している伝統の麻子坑原石によります。 |
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携帯に便利、そして実用性・撥墨等も考慮した結果の「麻子坑長方薄型尚池硯(実用硯)」 |
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4吋 |
6吋 |
7吋 |
8吋 |
甲級麻子坑薄型 尚池硯 |
13683 |
21059 |
26319 |
32633 |
天地×横×厚(概数㎜) |
100×75×10mm |
150×100×10mm |
175×114×10mm |
200×127×10mm |
例えば麻子坑7吋、同じ型で 薄型 約390g 普通型<約825g(硯本体重量)>と倍以上の重量差です。
<それでなくても荷物の多い錬成会への持ち運びがとても楽になります。 |
箱が破損した「甲級麻子坑 薄型 長方尚池硯」 ⇒ 特価処分 一例:薄型 6吋 |
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薄型麻子坑 箱破損処分一例 : 6吋 |
直輸入・卸元として設定の弊社卸単価9206円 .
⇒消費税・送料など総費用込み、9050円で処分 |
※ 表示価格は小ロット(1ヶ~)時の正味出荷価格≒卸価格(本体価格)です。 ロット時卸価格はお問い合わせ下さい。 |
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甲級 麻子坑 尚池硯 木箱付
三辺彫花実用長方硯/ 楕円硯 共 |
3吋 |
4吋 |
5吋 |
6吋 |
7吋 |
8吋 |
9吋 |
10吋 |
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10137 |
12320 |
15024 |
21354 |
25843 |
35026 |
50420 |
63808 |
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(★麻子坑「4吋」、長方型は現状在庫あり、楕円形は完売) |
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本来坑 / 甲級麻子坑 三辺彫花実用硯刻 9602 13268 18534 23308 31419 45240
3吋 |
4吋 |
5吋 |
6吋 |
7吋 |
8吋 |
9吋 |
10吋 |
10137 |
13268 |
18534 |
23308 |
31419 |
35026 |
50424 |
63808 |
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『特級』 麻子坑 硯泓彫花 商品番号 20140407 長方 約9吋 17500 |
現品限り |
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端渓刻図、硯泓と墨堂の境目の墨堂側に飾刻を入れた銘硯は比較的よく見られる。
古名硯において偶に見られる硯泓への刻。硯泓に石紋(五彩釘)を生かした勢いある海流と波を刻す。 |
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甲級麻子坑に木箱破損品が見つかりました(硯そのものに瑕疵はございません)。 特別価格で処分します。 |
現在前項に該当するもののピックアツプがありません。見つかった時点でご案内します。 |
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甲級 麻子坑 木箱付≪加重≫三辺彫花硯 ※ 表示価格は卸価格(本体価格)です。
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★ 稀少品 (精品)麻子坑 「水盂」 |
一面から卸価格でお求めいただけます。 |
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5吋 |
6吋 |
26101 |
32481 |
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実用に!! お使いものに!! 記念品に!!! |
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木箱+布袋に入っています。 |
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甲級麻子坑 三層円硯 甲級麻子坑を三層に仕立てました。 |
三層 円硯 直径 約4 吋 硯本体直径3.5吋 |
30,000(卸価格/本体価格) |
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2001年に200ヶを契約し通関した製品で「旧来の麻子坑原石」を使用しています。その残数が「10ケ」を切りました。
長らく通関時点(15年前)の価格を適用してきましたが、「2016/2/15日」付けにて麻子坑原石の現状に照らし価格を改訂いたしました。 |
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逸品麻子坑 画像掲載ページへ |
※ 表示価格は小ロット(1ヶ~)時の正味出荷価格≒卸価格(本体価格)です。 ロット時卸価格はお問い合わせ下さい。 |
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坑仔巌坑 淌池硯 木箱付 (老坑・坑仔巌の逸品もの多数あります。) |
※ 表示価格は小ロット(1ヶ~)時の正味出荷価格≒卸価格(本体価格)です。 ロット時卸価格はお問い合わせ下さい。 |
寸法(概数) |
4吋 |
5吋 |
6吋 |
7吋 |
8吋 |
9吋 |
長方型 実用硯(尚池硯) |
7900 |
10540 |
17470 |
31800 |
34678 |
44680 |
自然型 実用硯(尚池硯) |
7800 |
10520 |
13750 |
17300 |
31700 |
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坑仔巌坑 (※ 隋型=什型=天然型硯) 木箱付 |
一例画像 |
その貴重さから原石の大きさを最大限に生かして作硯される硯の形。
長方型、楕円型などの定型ではなく原石寸法・形を可能な限り生かし作硯される。 |
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※ 隋型=什型=天然型硯 |
4吋前後 |
5吋前後 |
6吋前後 |
7吋前後 |
8吋前後 |
9吋前後 |
10吋前後 |
7900 |
12600 |
15600 |
19890 |
28600 |
40250 |
56780 |
※ 表示価格は小ロット(1ヶ~)時の正味出荷価格≒卸価格(本体価格)です。 ロット時卸価格はお問い合わせ下さい。 |
端渓『隋型=什型=自然型』 、 一時期の契約品「低価格」の謎 ↓ |
★隋型=什型=自然型
参考画像へ |
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『隋型=什型=自然型』 :その貴重さから原石の大きさを最大限に生かして作硯される硯の形。 |
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長方型、楕円型などの定型ではなく原石寸法・形を可能な限り生かし作硯される天然型・自然型と同義語。
これらが他の老坑・坑仔巌坑より安い価格帯で取り扱われるのは以下の理由によります。
老坑や坑仔巖坑、麻子坑などの高級端渓硯の契約もそうですが、特に老坑契約の端渓硯工場選定にはその工場の性格・信頼性が大切な要素であることは言うまでもありません。
弊社が数ある端渓硯廠の中から選び出したた老坑契約硯廠、この特定の工場との取引を長年継続していますのは以下の事情によります。
1990年過ぎ、中国政府が導入を決定した社会主義市場経済導入により端渓の契約は≪工芸品北京総公司広東省分公司≫に限定されていた時代が終わり、複数のルートとの契約が出来るようになりました。
これに先立ちいち早く複数ルートが契約・輸出を始めた1990年頃、広州交易会での契約も含め肇慶の多くの硯廠、そして日本の輸入業者を巻き込んだひとつの硯、「端渓硯と称する硯」の採掘場所等に関する疑問点を調べたいと肇慶の何軒もの端渓硯工場にその内容・端渓と説明する真意を問い合わせました。
質問した工場群の中で只一つ、現在も取引を続けるこの工場の返答だけが「この石種は端渓ではない。端渓近隣と言える場所から採掘しているが伝統の端渓採掘坑区とは異なる」と十二分に信頼置ける硯廠である、と判断できる具体的返答であり納得出来る説明でした。
これによりこの工場との取引を続け、他の多くの工場とは取引・契約がなくても現地での宴会にご参加いただいたりして疎遠ならないよう留意しています。
老坑管理者は過剰採掘がもたらした過剰在庫(⇒こちらでこの流れをご案内しています)を調整するための販売促進策を多くの端渓硯工場に迫りました。弊社契約の端硯廠がその対象工場に含まれるのは勿論のことです。
少しでも多く販売するため「再検査した結果、老坑逸品としての取扱いには少し難点を感じるものを格安で販売したいので契約しないか。」と工場自身が検査に合格た老坑に「難癖とも言える理屈」を付け低価格での契約を望んできました。
この間の老坑の採掘・在庫などに関し老坑管理者の「公表」とは違う、その実情&動きを掴んでいました弊社はその裏事情を理解することが出来、即刻契約しました。これらが老坑の、そして少し遅れて契約した坑仔巖の≪隋型=什型、天然型、自然型≫です。
入荷現物の基本性質は「逸品老坑」比で遜色はなく、只一点感じられたという程度の差は「逸品、精品老坑」全体の平均より「厚さ」が少ないと言う差だけでした。
「厚さが少ない」と言っても問題になるような実用性を損ねかねない薄さと言う意味合いではなく普通に流通している老坑の中でヤヤ薄い、と言う程度のもの。実用に何ら問題がないことは言うまでもありません。
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